少子高齢化による労働者不足に対する私達の考え

「働く」から生まれる幸福を求めて、個人が選択した多様な働き方を充実させ生涯の心の豊かさにつなげることが重要になると考えています。

少子高齢化による労働力人口の減少に対応するには中高年・シニア世代の雇用が有効な対策であり、国も「一億総活躍社会」を掲げ制度面で大きく支援しています。
また、中高年・シニア世代も旺盛な勤労意欲を持つ人が多く労働力人口の減少に企業がシニア世代を活用することは自然な流れであるとともに、必要不可欠な取り組みであるともいえます。

中高年・シニア世代の雇用は労働力不足の解決だけではなく、企業に様々なメリットを与えます。
比較的採用に結び付きやすい中高年・シニア世代を雇用すれば人材獲得コストを大幅抑制できる。また、長年働いてきたシニアは経験や知識、スキルを蓄積しており、重要な仕事やトラブルに際して貢献を期待できる。若い社員の教育など人材育成の面でも力を発揮する事例が多くあります。

総人口に占めるシニアの割合が増えるということは、必然的にビジネスにおいても中高年シニア世代をターゲットと考えるケースが増えることを意味します。そんなとき、シニア社員がマーケティングで同世代に合った製品・サービスを生み出す助言をしてくれたり、店舗などで同世代の顧客に中高年・シニアが接客することで顧客に安心感をもたらせる可能性もあります。

私達はシニアを単に労働力不足を補う戦力として考えるのではなく、積極的にシニア活用の戦略を立て、中高年シニア層の求職者様・企業様の架け橋になれれば幸いです。